2019年9月4日水曜日

カトレアとカイテール

私の処女作である『嫌がらせのために生きると誓った』なのですが、改稿がとても難しいです。
加害者であり、戦争で壊れた男。その空虚な心をひたすら被害者に贖罪することで埋めようとする。
被害者の女は加害者が初恋の男。男を許せないまま、苦しい恋心に苦しんでいる。

贖罪と赦免、こんな重いテーマを軽いコメディタッチで描くという、ものすごく難易度の高いことに挑戦しています。
この時は読んでくれる人なんて3人くらいだろうと予想していたので、怖いものなどありませんでした。
完全に「小説家になろう」さんをなめていましたね。
書くことを勧めていただいた方からPVのことを教えてもらって、本当にびっくりしてしまいました。
そんな数字に未だに現実味がないのですけどね。

ヒーローのカイテールにあまり批判があったので、続きを書いてみたのですが、最終的にはカイテールが可哀想と言ってもらえるようになりました。
「もう許してあげて」との感想をいただけたときは嬉しかったです。
何となくやり切った感がありました。

しかし、KDPに電子書籍するにあたり、このままでいいのか迷っています。
かなり悩みそうな改稿になりそうです。
超安産だった(構想から完成まで3時間ほど)第一作は、超難産で生まれ変わると思います。
関連作も含めて、私の代表作になるように頑張りたい。




もう一つの代表作になるであろう『牢で死ぬはずだった公爵令嬢』が400万PVを超えていました。
凄い数字ですよね。本当に読んでいただいた方には感謝しかありません。
あのシリーズも来年にはちゃんと改稿して電子書籍化したいです。表紙は出来ているのですけどね。



鈴元ノベルズ、まだまだこれからですよ。
竜騎士のやつもありますしね。
鬼さんだって、私は好きです。
(表紙はできています)

1年20冊として、5年で100冊。十分可能な数字ですよね。

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